ポン助の特別支援学校の先生が素敵
次男は重度の自閉症。小学5年生です。
名前はポン助。
発語もなく、行動障がいも激しい子なのですが、すごく人懐っこいです。けれど小学1年生から3年生まで、重度の子どもが通う特別支援学校の先生方でも手を焼いてしまうほど状態が悪くなってしまい、学校には通えなくなりました。代わりに民間の治療教育機関のアフタースクールに通っていたんですね。
ポン助の状態も次第に安定してきたため、学校に通う日数も増えてきました。母として嬉しい限りです。
今日は、次男の通う特別支援学校の個人面談に行ってきました。
今度、バスでみんなで遠くのファミリーレストランに外出してランチする学習をするそうです。その際のメニューの確認など、きめ細やかにしてくださいました。
いつもニコニコされている、彼女自身数ヶ月の赤ちゃんを育てるお母さんなのですが、いつも母に寄り添ってくれる感じで、本当にありがたい限りです。
「先生、どうしてこんな大変な仕事を選んだんですか?」との私の問いに先生は、はにかみながら、
「実習に行って、とっても楽しかったんですよ」と話してくださいました。
日本の未来は明るいのかもしれない。
私はバブル世代だったから、仕事を選ぶ基準は、女性を戦力として活かせてくれ、高給くれるところとかだったから、価値基準が違うなと感じるわけです。もちろん今の若い世代の女性もそういった志向の方々も多くいるかと思いますが、障がいを持つ子どもを持ってはじめて出会った福祉の仕事につく若い方には頭が下がる思いがしますね。
写真は、ポン助が図工の時間につくった木工の作品。
親ばかなので、大感激です。ジッと座っていられない多動の子どもでしたので、こういった当たり前のことが幸せに感じられるのですね。